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【第8回 ハルキ(新宿LOFT)編】LONG PARTY RECORDS 年末企画"2023年何聴いてた?"

2023年ももうすぐ終わり!ってことでLONG PARTY RECORDSではお世話になってるバンドマン、裏方さんに2023年リリースの作品で3枚ディグってもらいました!

あえてYouTubeの映像のみ。タワレコの商品ページとかサブスクのURLとか敢えて貼らないんで気になる作品があれば自分でディグって欲しいです!

第8回はハルキ!

1. 羊文学 / 12 hugs (like butterflies)
解説:まずはこれですね、羊文学待望のニューアルバム。
これを書いている今日(12/6)、今日がリリース日なんですけどね。起きてからずっと、今も聴き続けています。圧巻です。
基本的にアーティストって「アルバムをリリースすること=最高地点を塗り替えて、それを世に示すこと」であるべきだと思っていて。
かなりの制作ペースを維持しながら、しっかり毎回とんでもない新譜で最高到達点を塗り替えてくるのが羊文学の凄みだと思います。
初聴きから身体に馴染むまでのスピード感が本当に早くて、今回もどっぷりと世界観に引き摺り込まれています。メェ〜。

2. Mom / 悲しい出来事-THE OVERKILL-
解説:ちょっと話が逸れるのですが、当方、何を聴いてもおもんなく感じる病気にかかりまして。1ヶ月ぐらい前だったかと思います。
ちょうどその時期にリリースされて、リリース直後から尊敬している先輩ブッカーがやたらめったらインスタのストーリーに載せるもんだから気になっちゃって。
リンク開いたら「25曲、1時間16分」って。ふざけるなよハゲタコと思いながら重い腰をあげて聴いたらそりゃもうすごくて。すごかったです。すごすぎてミリも解説できません。すいません。
「人ってある程度だらしなくていいよね〜ちょっとぐらい最低なこと考えてもいいよね〜」と思える音楽です。Momさん自身はくっそストイックだと思いますが。
おすすめは「かつての鳥たち」という曲です。スゲェ〜〜〜曲ですよ!

3.the bercedes menz / ザ・ベルセデス・メンツの幸福な子供たち
解説:「チャラチャラのパーハン!」みたいなバンド名ですが、明らかに今年1の衝撃でした。
ツイッターのタイムラインにトレーラー映像が流れてきて初めて音源を聴いた仕事の帰り道。
耳に身体中のすべての神経を持っていかれて歌舞伎町のど真ん中で2ミリぐらいの段差に引っかかってマジでひっくり返りました。
あれこそが私がバンドに求めている初期衝動そのものでした。
俺たちが新しい世界をぶち建てるッッッ!!って感じの、ジャンルとか年代とか、もうそういう次元には収まらない類の音楽だと思います。作り手の方を心底リスペクトします。本当に好きだ。
いつか現場でご一緒できたら、と思うばかりです。

LONG PARTY RECORDSサクマ から ハルキ の紹介

歌舞伎町でホストより元気に働くハルキボーイ。
見てると結構わかりやすく感情が浮いたり沈んだり、誰かを愛したり誰かを貶したりする様が人間らしくてGOODです。
LOFTグループの未来はハルキにかかってます。多分。

ハルキ @Harry_w_w