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【第9回 ハヤカワ ヨシキ(HIRAETH)編】LONG PARTY RECORDS 年末企画"2023年何聴いてた?"

2023年ももうすぐ終わり!ってことでLONG PARTY RECORDSではお世話になってるバンドマン、裏方さんに2023年リリースの作品で3枚ディグってもらいました!

あえてYouTubeの映像のみ。タワレコの商品ページとかサブスクのURLとか敢えて貼らないんで気になる作品があれば自分でディグって欲しいです!

第9回はヨシキ!

1.DNA GAINZ/私たちいい子で信じる力を散々使って生きている

解説:今年出会って一番衝撃を受けたアーティスト。出会うのが遅すぎたって後悔したそんなアーティストの2023年リリースの名盤がコレ。
リード曲の”神龍“が言わずもがなの名曲すぎて、初めて聴いた時クソデカイ大声で「オォ〜!!!スゲー!!!!!」って大喜びしたくらい出会えたことに感謝した曲。
ハートフルで神秘的で爆発的なキラーチューンだと思ってます。

“神龍”の前に収録されている“蘇生(龍)”から繋いで聴くと盤としての魅力が感じられるんで全員マストでクソデカイ大声で喜びましょう。

んでもってなんと言ってもアルバムを締めくくるラストナンバー“slow down town”の伸びやかでどこまでも届きそうな広大な空間で繰り広げられるドラマみたいで満足度高すぎるナンバーで締めるのが贅沢の極みだと思ってます。
メッセージ性の強い名曲。必聴必須。

2.ピーナッツくん/Air Drop Boy

解説:「ピーナッツくん?なにそれ面白そう!」で聴き出したのが約2年前。
年1でリリースされるアルバムが、前作の低くないハードルを超えてきて度肝抜かれているわけですが、今回のアルバムはもっぱら異常最高傑作すぎました。

一回聴いて何だコレヤバいなと白目を剥いた“TwinTurbo”では、繰り広げられる小粋な言葉遊びとポップで刺激的なリリックがたまらないナンバーになっていて、それに続く“Gordon Kill the Thomas”では、ピーナッツくんの持ってるポテンシャルがフルベットされてるモンスターナンバーになっていてこの2曲が続いて収録されているってだけでこの盤の恐ろしさを体感できます。
途中の転調終わりでやっぱ歓喜の大絶叫出ちゃうし、絶対身体が揺れちゃうんですよね…困った。

確実に今後のヒップホップシーンで上位に食い込んでくる地位についてくるはずなんでこれからも要チェックしていきます。

3.Monthly Mu & New Caledonia/ HUMANIAC

解説:
この盤のすごいところは、MMNCの振り幅を全部体感できるってところ。
一言で表すなら「聴くジェットコースター」。

疾走感溢れるナンバーの直後に、心に染みるバラードナンバーがきた次は、思わず飛び跳ねたくなるジャンキーでソリッドなロックサウンドが際立つナンバーが続いたりと一切中だるみしないアルバムの構成になっていて、これぞまさにMMNCの真骨頂。

今までのMMNCにはなかった方向性の楽曲
“Waikiki Beach”は日本の夏のテーマソングにでもしちゃってください。総理。

アルバムリリース前には楽曲毎にスペシャルムービーコンテンツをアルバムの世界観と共にMMNCの解釈で堪能できる場が設けられていたのが印象的で、クリエイティブなチームだからこそそんなことが出来ちゃうんだなって思ったのも束の間、やっぱ曲が良すぎて映像どころではなくて呆然としちゃうのもしょうがないよねってことで素晴らしい最高傑作です!

LONG PARTY RECORDSサクマ から ヨシキ の紹介

HIRAETHというイベントを主宰するバイタリティ溢れる個人イベンター。個人なのにかましすぎっしょ。
LONG PARTY RECORDS とは見放題やTOKYO CALLING等の大型サーキットで異色を放つ a.k.a 浮きすぎているコラボステージも展開したり

HIRAETHの名前とあいつの身体は大きくなるばかりだぜ。要チェック。

HIRAETH 公式X(https://twitter.com/Hiraeth1112