2024年ももうすぐ終わり！
LONG PARTY RECORDSではお世話になってるバンドマン / 裏方さんに2024年リリースの作品で3枚ディグってもらいました！

第74回は大澤さん！(THE SENSATIONS/IHSR)

1.MAKING FRIENDS「FINE DYING」

実際のリリースは2023年11月みたいなんですが、出会ったのは2024年なのでギリってことで。。。笑
イギリス発のメロディックパンクバンドなんですが、UKらしからぬ、これがモロにレイト90's-アーリー20's メロディックパンク＆"メロコア" な突然変異な登場に久々にくらった1枚でした。疾走感とかメロディー＆展開とかも1枚通してバラエティに富んでいて、アラウンド40の方には勿論、10-20代にも響く1枚なんじゃないかな。

2.FASTBACKS「FOR WHAT REASON!」

1979年に結成されたUSシアトルポップパンクバンドの新作。結成から45年(!?)前回のアルバムから25年(!!?)と聴いたら、どう考えても"もう古漬け的なちょい臭アルバムでしょー"な印象なんですが、その先入観に反する超フレッシュ＆ジューシーな相変わらずのバブルガムなカラフルポップ！且つ、キラッキラなギターが光りまくる唯一無二なポップパンクが存分に詰め込まれた1枚。私が目指すバンドの形の理想系かもしれないすね。

3.高倉健「ST」

俳優の方ではなく、2021年結成のパワーバイオレンス/ファスト/カオティックに通ずるハードコアパンクバンド。バンド名に目に行きがちですが、そこに関しては各自ググって貰えばなんとなくわかると思いますが、アーリー90'sファスト/パワーバイオレンスが根差したスタイルや楽曲、深く続く根っこが1990年後期〜2000年代に日本に上陸。そしてその深き根っこがその全ての遺伝子を纏って今2020年代中期に各地で芽を生やしはじめた中の熱き1枚。

 

OSAWA17(THE SENSATIONS/IHSR)

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