【第45回 たむたむ(環七バー)編】LONG PARTY RECORDS 年末企画"2024年何聴いてた?"
2024年ももうすぐ終わり!
LONG PARTY RECORDSではお世話になってるバンドマン / 裏方さんに2024年リリースの作品で3枚ディグってもらいました!
第45回はたむたむ!(環七バー)
1.LAST ALLIANCE「Bring Back Blue」
世界で一番好きでこの業界に入るきっかけとなったバンドの11年ぶりの新作EPという事で期待しない訳がなく、順々に聴いていくといつの間にか4曲聴き終わっており、また再生、また再生、と繰り返し聴いてこの11年間待ち焦がれた気持ちを少しづつ満たしてくれる一枚。
M1「盲目のストレンジャー」は打ち込みを使用して今時なトレンドを感じながらも彼ららしさ溢れる。M3「LAST ALLIANCEⅡ」では自らのアーティストネームを使った定番曲のセカンドを誇示しているだけあってのまさにラスアラ、哀愁メロコア。今後のライブ定番曲となるに間違いない仕上がり。
2.Stand Atrantic「WAS HERE」
来日経験もあるオーストラリアの女性ボーカル・ポップ・パンク・バンド。
元々チェックはしていたんだけど前作のアルバム収録の「deathwish feat. nothingnowher」辺りから楽曲クオリティが爆上がりして今作は全曲名曲でもはやポップパンクという枠組みには収まらず、全体的にダンサンブルな曲調になっていてバンド・サウンドに親しみのない人にも取っ付きやすそう。
3.HenLee「A Life is Dancefull」
何だかんだで長い付き合いの彼らの久々なアルバム作品。
出会った当時の悪ガキ共による尖ったサウンドが、社会の酸いも甘いもを経験して大人になった印象。
歌詞とその意味がスーッと入ってくるのは彼らが大人になったからなのか、自分が歳取ったからなのか。
活動が長い分、名前だけは知っている人や、昔のヤンチャな頃の彼らしか知らない人に是非聴いてもらいたい一枚。
たむたむ(環七バー)