【第43回 サヤ(下北沢近松)編】LONG PARTY RECORDS 年末企画"2024年何聴いてた?"
2024年ももうすぐ終わり!
LONG PARTY RECORDSではお世話になってるバンドマン / 裏方さんに2024年リリースの作品で3枚ディグってもらいました!
第43回はサヤちゃん!(下北沢近松)
1.踊ってばかりの国「On the shore」
今年の夏にリリースした踊ってばかりの国のフルアルバム「On the shore」。フルアルバムとしては3年ぶり。サイケロック、レゲエ、ジャズっぽい曲やアンビエントを感じる音像などサウンド面に注目すると幅広くて洗練されたアレンジがたまらない。大海原を感じさせるようなそんな1枚で聞き応えたっぷりです。リリースされてから狂ったように聴いてます。
2.Tomato Ketchup Boys「The Second Escape From The Summer Darkness」
今年7月に活動再開を発表したTomato Ketchup Boys の4年ぶりの2nd アルバム!グッときすぎた!
1stも名作すぎですがそこから活動休止をはさんで4年の歳月を経てリリースされた今作は疾走感がありながらエモーショナルかつ繊細に描かれていて、刹那さも感じられる。1曲目、ほぼアンビエントな「Intro」ではじまり、スローな曲調から疾走感あふれるエモへと続く「Secret Order」。これがまたはじまるぞ!って感じがして最高。そしてほぼ英詞なんですけど、アルバム中盤「Summer Majestic」とラスト「Boys In The Spaceship」の後半だけ日本語詞で歌われていてここがまたグッときて最高。まさに1stから2nd、そしてこれからの物語を感じさせられる1枚です。
3.Homecomings「see you, frail angel. sea adore you.」
つい最近リリースされたばかりのHomecomingsの3rd アルバム。やさしくて、美しくて、リリースされてからずっと大切に聴いている。今回のアルバムはよりシューゲイズ、エレクトロの要素が感じられ、音の重なり、音像すべてが心地よくてすーーっとほどけていくようなそんな感覚。でもしっかりと歌詞が残って忘れられない。何度も聴きたくなるような大切な1枚。ライブで観たすぎるのにリリースツアーの東京公演行けなくて悲しいので私の代わりにみんな行ってください。
サヤ(下北沢近松)