【第25回 成澤昂輝(carabina)編】LONG PARTY RECORDS 年末企画"2024年何聴いてた?"
2024年ももうすぐ終わり!
LONG PARTY RECORDSではお世話になってるバンドマン / 裏方さんに2024年リリースの作品で3枚ディグってもらいました!
第25回は成澤昂輝(carabina)!
1.soraya「soraya」
今年の夏くらいから一人暮らししてるんですけどね、やっぱりね家事が大変なんですよ。
平日は仕事で土日はライブって生活は充実はしてるんですけど、自分のことまで手が回らなくて。。。そんなね、たまの休みの日に家事をするんですけど、嫌々やりたくないじゃないですか!?かと言って、激しく踊りたいわけでもないって時に出会っちゃったのがこちらの作品です。楽曲はジャズを基調としてるんだと思います。普段はアップテンポな曲を好んで聴くんですけど、新たな扉開けました。
人並みな感想ですけど、ジャズって繊細かと思いきや、とんでもなく大胆なアレンジが入ったりしていて、聴いてて飽きないんですよ。
そんで、このsorayaさんは女性の方が歌ってまして、まぁこの人の声が、もうね、五臓と六腑に染み入るんですね。ほぼ点滴。
栄養素足りてない時は必聴ですな。このアルバムの最後にスピッツないしはpuffyの「愛のしるし」のカバーが収録されているのですが、今まで聴いて来たこの曲のカバーでも群を抜いてチルいです。ぶっちゃけすげーっす。音最高!!ってなるっす。
新たな音楽の出会い。ホントにありがたいものですナ。
2.waterweed「Departures」
俺がなんか言うのもおこがましいんすけど、今年1番聴いたアルバムはこの作品です。
てか、今年なの!?ってくらいに重厚感半端ない作品っすよね。
新鮮さの中にも奥ゆかしさというか、後ろにデッケー山がドッシーンとそびえ立ってるみたいな雄大さを俺は感じます。やっぱり、音楽は人なんでしょうね。誰がどんな音楽を生み出してるかで全然聴こえ方が違うんだろうな。
waterweedの今までと今が詰まってるそんなアルバムです。一曲目から最後まで通して聴いて欲しいです!っていうのが、公衆向きな文で。
日本人で男なら全員waterweed聴け。ナヨ細オチンポ野郎に何が足りないって筋肉でも理性でもなくて、waterweed。黙って聴け。
今すぐ調べろ。話はそっから。女でもwaterweed聴いてたら男。それだけのこと。早くみんな男になろう。
3.KUZIRA「Wasted Time」
このシングルには思い入れあるっす。
世の中に出される曲のほとんどが楽器や歌を撮り終えて、MIXっていう、もっと曲のイメージに近づけるための作業があるんすけど、KUZIRAもMIXを東京でやってて、そこに遊びに行ったときに初めて聴いたっす。
Wasted Timeがあまりに身に沁みるサウンドでこの浸透率の高さ、もはや点滴なのでは!?と思うほどにスゥーっと俺の心を包んで離さなかったですね。竜くんの声ってまじ好き。Wasted TimeからのNerd Neckの入りは最高すぎましたね。
MIXの時もかなりこだわってた印象。そんでね、3曲目のCastaway。サブスクでは聴けないんだよね〜。残念ながら、CDも会場限定で出回ってないから、もう諦めようと思ってたけど、名古屋のZionの上のMARBLE RECORDSに一枚だけあって、みんなには悪りぃけど買ったね〜。
Castawayは確かデモに入ってたかな。聞き覚えはあったけど、俺の中ではあんまり目立った曲ではなかったんだけど、これ聴いたらまじ最高だったんすよね。くまのくんのベースラインが飛び跳ねまくって超気持ちいいんで必聴ですな。
とまぁ、聴きたくなった人は持ってる人から借りるとか、KUZIRAにお願いして次のアルバムに入れてくださいとかしような!某フリマアプリはCDという作品の敵であること忘れるなよ!
KUZIRAとまたライブハウスで会いたいぜ!!
成澤昂輝(carabina)