【第42回 鈴木佑太郎 編】LONG PARTY RECORDS 年末企画"2025年何聴いてた?"
2025年ももうすぐ終わり!
LONG PARTY RECORDSではお世話になってるバンドマン / 裏方さんに2025年リリースの作品で3枚ディグってもらいました!
【第42回 鈴木佑太郎 編】

サクマさん今年もお声がけいただきありがとうございます!3年目、嬉しいです!来年もやりたいです。
❶TURNSTILE「NEVER ENOUGH」
→すげー迷いましたけど、結局。
TURNSTILEのカリスマ感ってなんなんですかね?惹き付けて虜にしたら離さない感。
去年来日した時は3公演全部見たんですけど、終演後普通に涙しました。
いや、初日のフジロックはお客さんが全員ムービングライトを踏みつけてステージに上がっていくので、泥被りながら抱いて守りました。ムービングライトを。なので泣いてる余韻とかはなかったと思います。
海外では、1曲目「NEVER ENOUGH」が急にドロップされた時、GLOW ON2(ツー)ですか?(笑)みたいな冷笑をされていましたが、
いざリリースされたらそんなオタクの陰湿な笑いをぶっ飛ばす内容。
カジュアルに、オルタナティブに進化し続けながらも根底にあるハードコアは根を張り続けている。
ずっと待っていたTURNSTILEの新譜がそこにありました。早くまたライブが観たい。
そしてスマートかつクールなどこか近未来なデザインがされたアートワークやクリップ動画達。いつも参考にしています。
ありがとうございます。
❷ Sugar「Lucky」
いつだったか誰に聞いたかも覚えてないですが、僕の胸に残り続けている「ハードコアはダンスミュージック」こんな言葉を体現しているアルバムだと思います。ダンス最高!
ハードコアって攻撃的で、つんざくような音で、なんか怖いこと怒ってることだけ言ってるバンドばっかだと思っていた2年前、年始に大阪で見たSugarのライブでは「愛」を歌っていた。塞ぎ込むような価値観に囚われていた僕にとっては衝撃でした。多分あの時もプレイしていた「Luv」も収録されており、ほか収録曲では不安やいてもたってもいられないようなもどかしさをリリックに落とし込んであり、ぼんやりとした将来への想いがつい僕自信を重ね合わせてしまいます。
すげー勝手な解釈をしていて、もし全然違ったらすみません。2年前、こんな色んな形へ枝分かれするポジティブなハードコアもあるということを知るキッカケになったバンドで、今後のリリース、活動も楽しみです。
❸ BYE-BYE KARAOK!!「sysmo」
ぼくは差し込む朝日にも、誰もいない真っ暗な夜にもふと落ち込んでしまいがちなのですが、無機質で、冷たい電子音たちなのに繋ぐメロディにどこか、なぜか暖かさを感じて朝でも夜でもどんな時にも聴いていました。
ぶっちゃけこの文章を書くまで歌詞を見たりしなかったのですが、自然と耳へ脳へ溶けていく歌詞、電子カイロのような温もりがこのEPに入っている6曲にはあります。
つまんない毎日に刺激をくれるのはバンドだけじゃないし、固執した皆様へ是非ともおすすめしたいと思います。(とっても良い意味です)
遊びだけど本気、真面目に楽しいノリをやっているようなエフェクトたちについつい身体を動かされます。恥ずかしながら未だライブを観れたことがないので、来年こそは観たいです。この浮遊感をいつかぼくも手に入れたい、無理なんだけど✌️
🎵「2025年これ聴いてた!」プレイリスト
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🗒️「2025年何聴いてた?」バックナンバー
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