LONG PARTY RECORDS

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【第33回 しまもとりう(ネーベンディア/ g envy)編】LONG PARTY RECORDS 年末企画"2025年何聴いてた?"

2025年ももうすぐ終わり!
LONG PARTY RECORDSではお世話になってるバンドマン / 裏方さんに2025年リリースの作品で3枚ディグってもらいました!

【第33回 しまもとりう(ネーベンディア/ g envy)編】

❶ CELCY 「loveless」

→優しいギターから始まり、歌詞の一言目が「泣いた後には 痛みを分け合う」なんて優しさの詰まった曲なんだ、
なんて思っていたらちょうど曲の真ん中で無音→全ての解放
ここ激ヤバすぎてこの瞬間だけでお酒が飲めます
この曲自体が後半に爆発力を秘めていながらもギターの音で
それを優しく隠すような構成になっていてシンプルにすごいって思いますね
7/5の下北沢の日に初めて聞いて、度肝を抜かれました
良い、良すぎる

❷ 粗品「佐々木直人」

→良い曲書くんですよ
特にM2 告白 には「意味不明な悔しいことは この歌を以て全部過去になった」っていう歌詞があって、
誰にでも起こりうる理不尽なことや辛いことを曲が抱え込んでくれる優しさがある。
パンクは優しさと、言いつつM6 粗品のテーマ では世間一般のイメージ通り?の毒舌のオンパレードで流石だなあって思います
M12 直人とお母さんの歌 はアルバムの締めに持ってくるのがズルいくらいに良い歌で初めて聞いた時には涙が出ました
私が家族のことだったり生命のことを歌ってる歌に弱いって言うのもあるんですけど、
歌詞と声が良いんですよ。お笑いに対しても音楽に対してもストイックで家族愛に溢れてる人間が粗品。
頭が良いから歌詞も捻られてるし曲調もドタドタしてたりスカ踏めたりギターロック調だったりと聞いてて飽きないアルバムです
(このアルバムには収録されてないけどPaledusk feat.粗品のNO WAY!!もびっくりするくらい良いからぜひ聞いて欲しい)

❸ 鉄風東京「Space/Range」

→今年も色々なアーティストが良い作品を沢山生み出していて、最後の1枚何にするか悩んでいたけどやっぱりこの1枚は外せないなと思いました。

この1枚では以前のオルタナティブ要素も残しつつ、ハードコアの要素も垣間見られて、メンバーがそういう音楽も好きなんだろうなあというのが感じられます、最高です
M2 In YOURS ではドラムがハーフビートになってからのギターソロがマジで気持ち良くてその後の一発目の歌詞が「走り出す東京」なのもスピード感と対比が生まれて良いなと思いました。ライブ映えもするし大好きな曲がM3 I keep making the same mistake です。
現場によってはハーコーが起こったり、この曲一曲でライブの雰囲気がガラッと変わる感じがします
「一度しかないこの人生の中で間違えるというのはなんて美しいことだろう」
この一節が思い浮かぶのがすごい、リスペクトが止まらないです

以前の21kmも大好きでずっと聞いていましたが今回のアルバムに収録されている
M6 21km (Re:rec) が全ガロングの部分とかが立体感があって超良いです
何にも変え難い大黒さんの歌声にそれぞれの音が重なり合う至福の1枚です

 

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