LONG PARTY RECORDS

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【第30回 ひろむ(TRUST RECORDS)編】LONG PARTY RECORDS 年末企画"2025年何聴いてた?"

2025年ももうすぐ終わり!
LONG PARTY RECORDSではお世話になってるバンドマン / 裏方さんに2025年リリースの作品で3枚ディグってもらいました!

【第30回 ひろむ(TRUST RECORDS)編】

❶ 04 Limited Sazabys「moon」

→他称佐久間チルドレン、企画3年目にして念願の初出場です!ありがとうございます!
俺達の名古屋メロディックパンク04 Limited Sazabysが今年頭に発売したEPです。

表題曲のmagnetは本当にフォーリミのこういう曲を待ってたんや___っていうド直球哀愁メロコア。
ありがとうございます。本当にありがとう。遠くに行ってしまった大切な人のことを歌っているmagnet。

僕はかなり寂しがり屋なので、昨年遠い星に行ってしまったおばあちゃんが未だ夢に出てきます。
でも目の前からいなくなってしまった人とも夢の中では会えるんで、そんな人達のことを想い続けて過ごした日々や
貰ったものを忘れないように生きていこうってmagnetを聴いて思いました。

M3のkick itはフォーリミの新境地を感じました。ポップさがありつつもチルい雰囲気強めなのがまた良きで。
緩く横ノリしたくなりますし、かなりお酒が進んでしまいますね。

何年経っても自分達の生まれ育ちや今までやってきたことを貫き続けているフォーリミが大好きです。
それが詰まった4曲入りEPだと思います。ありがとう。

❷ OwL「Hallo」

→3年前に初めてライブ見た時から絶対このバンド売れる!マジでこのバンド今見といた方がいいよ!
って周りに口癖のように言い続けたくらい好きなOwLの新曲、再録合わせた11曲入りフルアルバム。

新曲の中で一番好きなのはM8のLetterです。初めて聴いた時、OwLってこんな切ない表現できるんや、ってなりました。普段荒くて激しい曲を多く出すOwLがこういう曲を出してくるとは思ってなかったので意外でした。
再録の中で1番好きなのはもうRunしかない。なんでこの曲が代表曲になってない?ってずっと思ってたこの曲がアルバム再録という形で遂に世間へ解き放たれました。この曲やった瞬間古参の方々が大爆発するの本当に好きなんですよね。
色んな思い出が詰まった曲なので、これからも大切に長く歌い続けてほしいですね。

今年CAFFEINE BOMB RECORDSへの所属とHalloのリリースを発表してから今に至るまで、OwLのTシャツ着た子をどのライブハウスでも見るようになったり、大きなステージに立つ度OwL初見であろう人達がザワついてるのを見る度遂にこの才能が世間にバレたかー!!と最近は自分の事のように喜んでしまっています。

嫁はOwLのリコちゃんってbioに書いてるXのアカウントを見つけたりとあるサーキットで入場規制+外待ち100人越えの状況見た時は流石に痺れましたね。出会った頃と今じゃ色々なものが変わったし、今のOwLと一緒に何かできるようになるには僕は諸々成長しないとダメだなって思ってますが、結局このバンドが好きすぎるので、僕はずっとOwLの害悪古参ヲタクで在り続けると思います。OwLに売れない未来なんかないからね。OwLってバンドは出会ってるかまだ出会ってないか。そういうバンドです。

まだ出会ってない方は全員必聴系でお願いします。

❸ 欅坂46「永遠より長い一瞬〜 あの頃、確かに存在した私たち〜(Complete edition)」

→→俺の青春時代そのもの、人生観の8割くらいを作った欅坂46。そのほとんどが詰まったベストアルバムです。推しメン兼初恋の人は渡辺梨加さんです。
M1 Overtureを聴くと今でも細胞全てに本気スイッチが入ります。M2のサイレントマジョリティーは初期衝動そのものです。
M9の黒い羊、M13の避雷針、M23エキセントリック、M36 AM 1:27はナスカさんという同じ作曲者が手がけた曲です。どれも無機質でダークなメロディに少数派として強く生きていく少年少女の姿を投影しています。あとピアノイントロって神で〜。
特に「信じることは裏切られること、心を開くことは傷つくこと」「カメレオンみたいに同じ色に染まれない」「普通でいることってなんだ?」ってリリックが秀逸で刺さり続けてます。孤独と向き合い続けている強い人、群れでしか動けないしょうもない人のどちらにも聴いてほしいです。
そしてM27 I'm outにはモッシュパートも搭載されてます。アツい。
そんな中で僕が一番好きな曲はM32 青空が違う です。脆くて繊細でダークな雰囲気を纏うことから"笑わないアイドル"というキャッチフレーズが付けられた欅坂46ですが、この曲は遠距離恋愛のもどかしさを歌う、ちょいダサ系王道アイドルソングです。メンバー内での年長組5人を集めたユニットで、(1人キャバ嬢に転身したことでいなかったことにされましたが)綺麗なお姉さんって感じの5人がこれを歌うのが余計刺さるんですよね。僕はイントロだけで人間を辞めれてしまいます。
普通に全曲紹介したかったですが、僕の語彙が無さすぎるので、聴いてみていいなって曲があったらライブ映像も是非見て頂きたいです。
卒業したメンバーによる愚行の数々もあり、一部からは黒歴史のような扱いをされてるグループでもありますが、AKBも結成20周年記念で歴代OG再集結できたわけだし、欅坂46の復活を僕は諦めたくないです。
少しでも人と違うことをしてたり、気に食わない事があればすぐ他人に言葉のナイフを突き刺す人が沢山いる現代社会。まだまだ欅坂46の音楽が刺さる人はいると思うし、ここで紹介したことによりこの盤と出会って心が救われる人がいればいいなって思います。
僕の人生において何よりも大切な思い出が詰まった盤です。

 

🎵「2025年これ聴いてた!」プレイリスト
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