【第19回 Takeshi(ONIONRING/Vo.&Gt.)編】LONG PARTY RECORDS 年末企画"2025年何聴いてた?"
2025年ももうすぐ終わり!
LONG PARTY RECORDSではお世話になってるバンドマン / 裏方さんに2025年リリースの作品で3枚ディグってもらいました!
第19回 Takeshi(ONIONRING/Vo.&Gt.)編

❶ All Time Low「Everyone's Talking!」
→もはやおれが大好きなことは説明不要、高校生のときから愛してやまないAll Time Lowのニューアルバムが2025年の1位です。
ここまで来ると「All Time Lowが出す作品ならなんでも良いって言うんじゃないの?」と言われそうですが、そんなことはありません。全作しっかり聴いてきた上で、今作はまじでやばいです。抜群のメロディセンスはもちろん今作も健在。
ポップパンクとスタジアムロックの見事な融合は、昨年結成20年を迎えた彼らの軌跡を余すことなく表現してます。4曲目の"On No!"はAll Time Low史上最もメロディの力が半端なくて、改めてグッドメロディこそ正義だということを教えてくれます。
メンバーチェンジなく結成20年を迎えて、満を持して自主レーベルからリリースされた10枚目のフルアルバム。常に現役で走り続ける格好良さを教えてくれる、自分にとってのヒーローです。絶対にいつか対バンします。
❷ Good Grief「SAD STATION 2ND」
アルバムが完成してベースのまっつんから音源が送られてきて1曲目の"GRAYSCALE"を聴いた瞬間から、とんでもない名盤が誕生したのでは…と感じました。
もともと彼らが書く曲は大好きだったけど、今作は曲の力、ヤスの歌力、サウンドプロダクション、すべてにおいてネクストレベルに到達した最高傑作だと思います。
どの曲も好きだけど、ギタリストなら誰しも弾きたくなるようなリフが印象的な"I STILL CARE"、アルバムに収録されて更に存在感が増した"GOOD TIMES"、日本のバンドシーンについて風刺的に綴った歌詞(少なくとも自分も同じ気持ちになったことがある)をポップなメロディに乗せた"DIAMONDS"、この曲達はとくにお気に入り。
凄まじい濃度で駆け抜ける11曲。
間違いなく2025年のポップパンクを象徴するマスターピースになる、まじでみんなに聴いてほしい1枚です
❸ Heart Attack Man「Joyride the Pale Horse」
アメリカはオハイオ州クリーブランド出身のパンク、オルタナバンドHeart Attack Manの4枚目のフルアルバム。
まずバンド名がイカしすぎてます。
出す作品は毎回チェックしてて、どれもメロディックでありながらもハードなアンサンブルが気持ち良くて超かっこいいんです。
今作ももれなくハードに歪んだギターリフと時にシャウトにも近いボーカルのバランスが最高。
実はState ChampsのベーシストRyanが作曲に参加してる曲もあったり、ハードでありながらもメロディを大切にしてることが分かります。
1曲目の"One More Song (Imposter Syndrome)"から2曲目の"End of the Gun"への畳みかけは真っ直ぐ上に突き上げたメロイックサインが下ろせません。
実はこの作品の音作りはONIONRINGの最新作Scars Won't Dieのミックス時のリファレンスとしても使用したぐらい、上半期から聴きまくった1枚。
いつか日本にも来てほしいですね!超ライブ観たい!
🎵「2025年これ聴いてた!」プレイリスト
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🗒️「2025年何聴いてた?」バックナンバー
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