【第6回 ヨシハラダイキ(Fast Foolish)編】LONG PARTY RECORDS 年末企画"2025年何聴いてた?"
2025年ももうすぐ終わり!
LONG PARTY RECORDSではお世話になってるバンドマン / 裏方さんに2025年リリースの作品で3枚ディグってもらいました!
第6回はヨシハラダイキ(Fast Foolish)!

❶ リーガルリリー「danceasphalt」
→僕がバンドを始める前から大好きなバンド。自分が住んでいる北海道には中々ライブで来る機会は無くて。それでも来た時にはほぼ毎回足を運んでた、そんな大好きなバンド"リーガルリリー"の2025年の新曲。
リーガルリリーは2025年カバー曲も含めてたくさんのシングルを出していて、その全部が当たり前に良くて、美しかった。でも、その中でも群を抜いて1番大好きになった曲が、この"danceasphalt"という曲。
基本的に曲を通してほぼ4つ打ちのビートなのだけれど、ここまで飽きずに、尚且つ何回聴いても新鮮さを感じて、そして何より緩やかに頭を振りながら、Gt./Vo.たかはしほのかの透き通った歌声を感じられる。ヘビーローテーションで何回もずっと聴ける名曲だと思います。
満天の星空を見上げて、焚き火をしてその小さな炎のパチパチとした音を添えて聴きたいな。なんて想う1曲です。
❷ RADWIMPS「あにゅ〜」
→小学生の頃から大好きで、自分がバンドを聴くようになったキッカケであるRADWIMPS。その新アルバムが今年リリースされた。元Gt./Cho.の桑原が脱退し、果たしてどんなアルバムになるのだろうかと、いい意味でも悪い意味でも期待していた新アルバム、"あにゅ〜"。もちろんツアーにも行った。
音源で聴く"筆舌"も良かったが、何よりライブで披露された"筆舌"は音源を遥かに凌駕する程に、とても美しく、切なく、そして儚かった。
野田洋次郎の脳みその中を覗いている、いや、「覗かせて頂いている」という感覚に陥るほど歌詞がいい意味で生々しくて。息継ぎせずに吐露し続けているかの如く繰り広げられるAメロやBメロ。それと相対するかのようにサビでは「生きてるってそういうもんだろ」、「生きてりゃ色々あるよな」とだけ繰り返される。
その描写が、どこか"生きる"という事に対しての"諦め"を象徴しているかのように感じて(本人はそういうつもりがあるのかは分からないが)、AメロBメロの吐き出されるように羅列された歌詞が更に際立つ。
聴けば聴くほど鳥肌が立つ。毎日聴いてます。大好きな曲です。
❸ ADORE「Dizzy」
→札幌の5人組バンド、ADORE。バンドとして2回目のライブが今年のRISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in Ezo のオープニングアクトを決める最終オーディションライブとかいう、異例な経歴を持つ今1番札幌で勢いがあるんじゃないかってバンド。
バンドを始めた時期がほぼ同じで、Gt.のこうだいとは何度か飲みに行く仲で、お互いに意見を交換したり、励ましあったりして切磋琢磨しているのだが、友達だからとかいうそういう贔屓目無しで、ADOREのライブパフォーマンス力は頭1つ抜けている。結成して1年と少しのバンドが、どうやったらここまで完璧なライブパフォーマンスが出来るのか、とライブを観る度に度肝を抜かれ続けている。
勿論ライブパフォーマンスのみならず楽曲のレベルも高すぎる。
今年だけでもう4曲がリリースされているのだが、その中でも僕が1番好きな楽曲がこの"Dizzy"。イントロからワクワクさせてくれる。自分はこっち系のジャンルにあまり詳しくないから漠然とだけど、Suchmosとか好きな人はきっと好きなんじゃないかな。一度は聴いてみてほしい。
そしてなによりライブを是非観に行って欲しい。大好きです。
🎵「2025年これ聴いてた!」プレイリスト
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🗒️「2025年何聴いてた?」バックナンバー
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