2025年ももうすぐ終わり！
LONG PARTY RECORDSではお世話になってるバンドマン / 裏方さんに2025年リリースの作品で3枚ディグってもらいました！

第5回はカネシゲリョウ（Long Bad Night）！

❶ wakelee「Doghouse-EP」

→2025年下半期、恐らく一番聴いたバンド！
出会いはYouTubeのオススメに表示された「Bangkok」のMV。
この時ばかりは流石に「こんな良いバンドに出会わせてくれた！」とYouTubeのアルゴリズムに感謝しました。どこか懐かしさ感じる
エモーショナルなMVの雰囲気、イントロのアルペジオと気怠そうに感情をフラットに歌うヴォーカルが聞き手の過去の記憶を思い出させるそんな楽曲です。

かと思えばEPの1曲目「Mildlyinteresting」は90年代のグランジの様な雰囲気を持った楽曲だしオルタナ好きに刺さりそうなベクトルも持っています。

そしてジャケットのアートワークもオシャレで素晴らしいんですよね。
というわけでどこを取り上げても僕の好みドンピシャなバンドです！

❷ Turnstile「NEVER ENOUGH」

→このアルバムに関してはもう説明不要でしょ！笑
僕は前回のアルバム「GLOW ON」からハマった新規勢なんですが、今回の「NEVER ENOUGH」は前作でも使われたシンセサイザーのフレーズが更に多くなってエレクトロ色がもっと強くなった印象。

ギターもコーラスの空間系サウンドが多くてぶっちゃけハードコア色は薄くなっているからゴリゴリのサウンドを求めている人は物足りないかもしれないんですけど、アルバム全体通して聴くとしっかり「Turnstile」のコアな部分は持ちつつ一歩先のスタンスへ押し上げた1枚だと僕は感じました。

個人的な推し楽曲は「I CARE」、「LOOK OUT FOR ME」、「BIRDS」、ライブハウスで聴きたい3曲です！

❸ MUGWUMPS「MUGWUMPS」

→大好きなバンドがずっと活動を続けてくれて令和に新しい音源を出してくれる事がどれだけ嬉しいか(泣)
人間何十年も生きているとそりゃ好みや趣味嗜好は変化するもので、昔の雰囲気とは違う楽曲が産まれていくのはバンドにとっては当たり前なんですよね。僕も昔は速い曲しか作りたくなかったし(笑)

でもMUGWUMPSのこのアルバムは過去の作品から積み上げてきたものが繋がっていると感じさせる楽曲達で「At Pop Speed」を聴いてた19歳のおしげ少年にも聴かせてあげたくなる気持ちになるんです。

「君が今聴いてるそのバンド、今でも新譜出してずっっっとカッコいいよ！」って。「perfect holiday」のセルフカバーも逆説的なアプローチで一種のタイムスリップを感じれるアレンジです！

バンドが素敵な歳の重ね方をしているのを目撃できた2025年でした。

🎵「2025年これ聴いてた！」プレイリスト
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🗒️「2025年何聴いてた？」バックナンバー
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