2025年ももうすぐ終わり！
LONG PARTY RECORDSではお世話になってるバンドマン / 裏方さんに2025年リリースの作品で3枚ディグってもらいました！

【第46回 徳太郎（SigarDown） 編】

❶ Anxious 「Bambi」

→Anxious2枚目のアルバム、1枚目から沢山聴いていてレーベルごと大好きなRUNFORCOVERからのリリース。

前作の真っ直ぐなエイトビートから少し変化して重低音の強いバンガーな曲が増えたなと思う。みんなでジャンプしたりコーラスラインを歌える曲が沢山あって、聴くだけで超デカいライブ会場をイメージできた。来日も最高だった(泣)ゆっくりとしたアコースティックの曲も多くて
もっと歌詞を聴かせたいんだなと英語があまりわからない自分にも伝わってきた。

Jimmy eat world的なポップパンクを通過して新たな手触りを感じまくった大好きなアルバムです。AppleMusicが今年1番聴いたって教えてくれました。1番好きなのはCounting Sheep。君もトゥトゥトゥサークルに入らないか？by秋山竜次

❷ yubiori「yubiori2」

→日本語のロックバンドを一年中ディグったのに結局最高だったのは身近なバンドだった。ほらアナタにとって大切な曲ほどすぐそばにいるの状態。

トボトボと歩き出した曲がだんだんとスピードを上げて駆け出していくのがyubioriの醍醐味だと思っていて、トランペットを迎え入れたサウンドはその静かな一歩目や感情の高ぶり、機微を美しく表現していました。

ジャパエモってこれだと思います。正否はあるだろうけど俺はそう思います。あなたも聴いて確かめてほしい。色々言ったけど9mmみたいなdeep blueって曲でカチアゲになっちゃうのも最高です。この時代で遅いテンポ始まりなのにみんなが聴くのってロックバンドにおいて革命だと思う。1番好きなのは二等寝台。

日本語のロックバンドの歌詞で初めて、心の底からこんな言葉が自分にも書けたらいいのになと思った。

 

❸ RYKEYDADDY.X「FREEDOM or JAIL」

→これから刑務所に収監されるリッキーが懲役前にリリースしたアルバム。
保釈金を2000万円払って残された時間をめいいっぱい制作に使う姿は、言わばラッパーとしての終活を思わせるような悟りっぷりで、バビロンや社会、自分自身の人生における責任の果たし方を正面から歌っている様に感じる。

俺はもちろん悪いことをしてはいけないと思っているのだが、、。仮に社会的に間違っていても、自問自答の果てにどうしても正しいと思うなら、自らの命を本当の意味で削って毎日戦いながら証明し続けるしかないと、リッキーはそう言ってた。

ポジティブで社会的なことであってもリアルや頭の中を全て歌にすることは、曲を聞いた人にそれでもかっこいいと思わせる何かが必要なんだとか、そういう事を考えさせてくれた。団長いってらっしゃい、2027年まで待ってます。

最後の曲のAll wating for meが1番好きです。keiju、seeda、io、djscratchniceも書きたかった。。LONG PARTY RECORDS今年も文字を書くチャンスをくれてありがとうございます！

🎵「2025年これ聴いてた！」プレイリスト
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